ゴルフスコア100切りを目指している初心者ゴルファー向けミスショットのトップ対策のコツを紹介します。
そこで、この記事では初心者ゴルファーに多いミスショットの一つであるトップ対策のコツについて紹介します。
アプローチショットが上達することで、グリーン周りのミスが減少してトリプルボギーの回数が減ります。
ミスショット トップとは
トップとは、インパクトの瞬間にボールの上部を打ってしまうミスショットのことです。地面を転がる低い弾道となりますので、グリーン前の10~20ヤードの寄せショットでトップが出てしまうと思ったよりも距離が出てしまい、グリーンをオーバーしてしまいます。最悪の場合、グリーン奥のOBに入ってしまいます。
また、池越えのアプローチショットでトップのミスショットが出てしまうとボールが高く上がらず、池ポチャ(池に落ちてしまう)となってしまい、非常にダメージが大きいですね。
トップのヘッド軌道はボールの上半分に当たります。その結果、転がるような低い弾道となります。
ミスショット トップの原因
初心者ゴルファーがトップ(ミスショット)する主な原因は3つあります。
すくい打ち
ゴルフ初心者のヘッド軌道は、すくい打ちになっていることが多いです。 ボールを上にあげようと打つ時に左ひじをまげてしまっていることがあります。プロのヘッド軌道は、ダウンブローです。 すくい打ちを治すには、簡単にはいかないですが、インパクトの時にボールを払うようなイメージで打つ練習をお勧めします。
伸び上がり
伸び上がりとは、ボールをすくいあげようとしてインパクトの瞬間に左ひざを伸ばして飛び上がるようにして打つことです。左足に体重移動ができおらず、右足に体重が残り、右肩が下がることでアッパースイングとなり、トップ(ミスショット)してしまいます。対策としては左足に体重移動をして打ち込むようなイメージで打つ練習をお勧めします。
右足体重残り
クラブをテイクバックする時に右足に体重移動し、ダウンスイングの時に左足に体重移動するのが正しいスイングですが、体重移動が逆になっていて、テークバックの時に左足に体重移動し、ダウンスイングの時に右足に体重移動してしまう、いわゆるギッコンバッタンになっているスイングが原因です。対策としては左足から右足への体重移動を意識してフィニッシュには右足かかとをあげる練習をお勧めします。
ゴルフ100切りスコアアップ講座 トップ対策
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- ボールをすくいあげようとしない。左腕は肘を伸ばし、曲がらないようにする。
- インパクトする時に伸び上がらない。
伸び上がるとボールの頭を叩きやすくなり、トップとなってしまう。
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- バックスイングの時には体重移動は右足の内側で踏ん張る。
【右足内側で踏ん張る】
- ハンドファーストでインパクトする。それによりクラブ軌道がダウンブローとなり、トップを防ぐことができる。
【ハンドファースト】
まとめ
ほとんどのゴルフ初心者は、コース上でトップやダフリのミスショットを繰り返して悔しい思いをした経験があると思います。トップとダフリの原因は、ほとんど同じです。(第2回スコアアップ講座 ダフリ対策)すくい上げようと右肩が下がる、正しく体重移動ができていない等です。この記事で紹介した内容で練習を重ねてスコア100切りを目指しましょう。
- バックスイングの時には体重移動は右足の内側で踏ん張る。
スコアで100切りできるとコンペで良い成績を得るチャンスがグーンと上がります。
コンペの賞金を家に持って帰って奥さんや子供に自慢するのが最高の瞬間ですね。
毎回、コンペの後でこれを味わいたいです。
そのためには、正しいスイングをゴルフ練習場で指導してもらうことです。
スコア100切りできない人の共通点は、正しいスイングを知らずにひたすら練習場でボールを打ち続けていることです。
これでは、ますます悪い癖がついてしまいます。
自分のスイングの癖を正確に分析して、正しく指導を受けて練習するのが100切りの早道ですね。
個人差はありますが、スコアが110台の人であれば、正しい指導を受けると2~3ヶ月で100切りできます。
だんだん上手くなると面白くなってきて、どんどん成長していけるわくわく感が味わえます。
ひとたびスコア100切りの壁を突破すると、不思議と自信がついて、その後も100切りが容易にできるようになります。
アマチュアゴルファーの2割しか達成できないスコア100切りで、何とも言えない優越感も味わうことができます。
さらには後輩や同伴競技者にもアドバイスしてみたりする余裕も出て、生涯わくわく楽しいゴルフライフを送ることができます。